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横浜市エコデザインワークショップ2009 第6回報告書 No.1 <概要>




日時:11月24日(火)14時から17時  場所:横浜市工業技術支援センターデザイン室5F

<参加者>
吉岡精工 加藤誠司さん、福田勝さん 以上2名 http://www.yoshioka.co.jp/company/
山田工業所 山田豊明さん、内田進久さん 以上2名 http://www.yamadanabe.com/
遊緑地設計 高橋寛和さん、伊藤雅広さん 以上2名 http://www.ne.jp/asahi/homepage/u-ryokty/
横浜市経済観光局ものづくり支援課 岩本大さん 横浜市経済観光局ものづくり支援課 榎本まさひこさん
学生コーディネーター 小林英里、市民アドバイザー 水野貴美、市民アドバイザー 鈴木由美
デザイナー 荒木孝、デザイナー 鈴木一好、学生

<概要>
アイデアを「試す」回として、次のことを行った。
1. 検証方法講座
2. 準備
3. アクティングアウト
4. 課題抽出

<内容>

1. 検証方法講座
最初に「検証」と「アクティングアウト」についての講義を行った。

(1)今回の検証の目的について
前回(第5回)ペーパープロトタイプの制作を行ったが、今回は、それを使用するユーザーを考慮したシナリオに基づいて、操作や行為、使い勝手などを確認する。

(2)アクティングアウトについての講義
アクティングアウトとは、製品やサービスの開発者やデザイナーが、それを実際に使用するシーンを演じることで、その製品やサービスの操作や行為、使い勝手の問題に気づいたり、新たな発見を行うのに使用するデザインの方法であるが、その方法について説明を行った。

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2. 準備(60分)
「アクティングアウト」に入る前に、その準備として、第3回に作成した「ペルソナ」を整理することと、ユーザーの行動に基づく「シナリオ」づくりを行った。

(1)ペルソナづくり
第3回に想定した「ペルソナ」を再度見直し、改めて「ペルソナ」づくりを行った。

(2)シナリオづくり
まず、製品のどの活動を評価の対象にするかを決めた。次に商品の使用場面を抽出し、その場面でユーザーがどのような行動をとるかを時系列に書き出した。さらにその行動の詳細を書き出した。

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3. アクティングアウト(課題抽出と合わせて90分:各社30分)
ユーザー役演者、モノ役演者、進行役、観察者と配役を決めた。各社ごとに30分を持ち時間に、作成したシナリオにそってユーザーになりきり、各シーンを演じた。

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4. 課題抽出
各社のアクティングアウト直後に全員で意見交換を行った。問題点の発見だけでなく建設的なアイデアも出されていた。

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<考察>
普段人前で演じることはめったにないが、演者役の人は、ユーザーになりきって熱心に演じてくれた。頭の中で考えるのとは異なり、実際に演じることでいろいろな気づきがあったと思う。次回は今回の気づきをもとに改めてペーパープロトタイプを制作する。

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横浜市エコデザインワークショップ2009 第6回レポート No.2 <ワークショップの状況>


 
1. 検証方法講座
次の資料をもとに「検証」と「アクティングアウト」についての講義を行った。

・前回のペーパープロトタイプの目的を復習しながら、検証の目的について説明を行った。
・「アクティングアウト」についてと「アクティングアウト」の進め方についての説明を行った。
・「アクティングアウト」がデザイン開発上、どのような意味があるかの説明を行った。
・実際に「アクティングアウト」を行う上で、必要な事柄の説明を行った。
・「アクティングアウト」を行う時の役目について説明を行った。

その時の資料はここからご覧ください。(ユーザー名、パスワードを入れてください。)
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2. 準備
(1)ペルソナづくり
「ペルソナ」は第3回のワークショップで一度作成をしているが、それ以降で企画の内容やアイデアも変わっている部分があるので、第3回の「ペルソナ」を再度整理しなおした。

(2)シナリオづくり
前回のペーパープロトタイプ作成時に、製品の評価対象のシーンはある程度決めているが、具体的にシナリオというかたちで時系列に書き出していった。
その場面でユーザーがどのような行動をとるかを書き出してみると、よりその時のの情景が鮮明に意識される。

資料はここからご覧ください。
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吉岡精工グループ
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遊緑地設計グループ
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山田工業所グループ
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3. アクティングアウト
グループ内で、ユーザー役演者、モノ役演者、進行役、観察者と配役を決めた。
「アクティングアウト」と「課題抽出」を合わせて、各社ごとに30分を持ち時間にした。

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その時の動画はここからご覧ください。
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吉岡精工グループ
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遊緑地設計グループ
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山田工業所グループ
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