熱帯林

熱帯林は赤道を中心に南北の回帰線にはさまれた地域に分布する森林の総称で次の5つに分類される。熱帯林は「野生生物の宝庫」として多種多様な動植物による生態系が形成されている。
「熱帯多雨林」:年平均気温25℃以上、年間雨量2,000mm以上で降雨が年間で平均している熱帯に分布する森林。熱帯雨林には、地球上の野生生物の半数が生息。
「熱帯モンスーン林」:タイ、マレーシアなど東南アジアの熱帯のうち、季節風による乾季と雨季がある地域に分布する森林
「熱帯山地林」:熱帯の山地に分布する森林
「熱帯サバンナ林」:東南アジアに分布する熱帯モンスーン林以外で乾季雨季のある地域に分布する森林。モンスーン林に比べ樹高は低い。
「マングローブ林」:熱帯、亜熱帯の河口の海水と淡水の入り交じる沿岸に生息し森林を構成する樹木の総称。マングローブで有名。森林と海の2つの生態系を持つ。