らりるれろ

浮遊粒子状物質 SPM 

PM(粒子状物質)のうち、粒子の直径が10マイクロメートル以下のもの。きわめて微小で軽量のため、大気中に浮遊しやすく肺や気管支などの呼吸器に影響。

ライフサイクルアセスメント(LCA)

LCA:Life Cycle Assessment
ライフサイクルアセスメントとは製品の一生における環境負荷(エネルギーや天然資源の消費、排出される汚染物質など)を定量的科学的に分析評価する手法のこと。製品のライフサイクル(製造、輸送、販売、使用、廃棄、再利用まで)すべての段階での環境負荷を総合して評価する。ISO14040による4つの構成段階に分けて実施されることが一般的。
1.目的・適用範囲の設定
分析の用途、分析実施の理由、結果を伝える相手の3項目を決める。
2.
インベントリー分析
各過程に投入される資源やエネルギー(インプット)と生産で排出される廃棄物(アウトプット)のデータを調査収集する。その結果を各過程での環境負荷項目(エネルギー使用量、CO2排出量、NOx排出量)ごとにまとめて各過程の環境負荷を算出。さらに各過程の環境負荷を合計し製品全体の環境負荷を求める。
3.環境影響評価
インベントリー分析で得られた製品全体の環境負荷項目の結果を環境影響分野(地球温暖化、酸性雨、資源枯渇)ごとに振り分け集計。これにより環境への影響の重大性を評価する。
4.解釈
目的及び調査範囲の設定との整合性をもってインベントリー分析と影響評価から得られる知見に基づき結果を分析し報告書にまとめ相手に報告する。
※インベントリー分析:製品システムの一生においてエネルギーや資源がどれだけ投入され、また排気ガスや廃棄物がどれだけ放出されたかを分析することである。
LCAは、定量的に評価できることから、「環境負荷を低減した製品の開発やサービスの設計・開発、グリーン調達品の基準、環境負荷削減効果の算出、環境マネジメントシステムでの目標や達成度の評価、環境ラベルの作成、環境報告書・環境会計」に活用できる。
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ライフサイクルコスト(建物)

設計から施工、建物の維持・管理、解体、廃棄までの家の一生にかかる費用の総額。購入時や施工時、または生活にかかる費用が少ないというだけでなく、環境への影響も含めた総合的な検討も求められるようになっている。

粒子状物質 PM 

工場や車から排出されるばいじんや粉じん、ディーゼルエンジン車の排気ガスに含まれる固体液体の粒

リサイクル法

家電リサイクル法食品リサイクル法容器包装リサイクル法建設リサイクル法自動車リサイクル法
以上を5つのリサイクル法という。

リスクアセスメント

企業は、情報漏洩、人身事故、環境汚染などが生じた時にそれを補償しなければならないリスクがあるが、これらのリスクを事前に予測しその予防対策を行い、企業のリスクを最小限に押さえる手法。
関連:
環境配慮設計
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リスクコニュニケーション

ここでいうリスクとは暮らしや健康に影響を与える被害・災害・事故の危険をいう。地域を構成する「住民・企業・行政」がコニュミケーションを通してリスクに関する情報を共有しリスクの低減を図る試みをいう。

レスポンシブル・ケア(RC)活動

環境リスク低減のために企業が自主的に取り組む方法のひとつで、企業が化学物質の製造・運搬・使用・廃棄のすべての段階で、環境や安全面の対策を行う自主的な活動のこと。
参考:
レスポンシブル・ケア協議会
biz

レッドリスト、レッドデータブック

レッドリスト:国際自然保護連合(IUCN)が作成している絶滅のおそれのある野生生物をリストアップした「絶滅のおそれのある種のレッドリスト」環境省もIUCNの評価基準に基づいて日本独自のレッドリストを作成している。
レッドデータブック:レッドリストを冊子にまとめたもの

ロードプライシング

道路渋滞対策として、都市部や混雑時間帯での自動車利用者に対して、特別な料金を課して交通量の削減を図る方法。